公園の街頭に照らされた桜。
今が一番の見ごろだろう。
満開とは言えないが、八分咲きでも見事な美しさだ。
一年に一度、短い間、それらは一生懸命に咲き乱れる。
そして散っていく。
その美しく儚い姿が人々を魅了してやまない。
あなたと見たかった・・・。
あなたに別れを告げられてから何度この公園に訪れただろう。
あの時は葉も蕾もなかったのに、もう桜が咲いてしまったよ。
あなたを想い、あなたの幸せを願い、そしてあなたの心が戻ってきてくれればといつも考えてしまっているよ。
どうしても・・・どうしてもあなたとあなたとの時間を忘れることができない。
この場所に来ては、いつも泣いていた。
今は桜が咲いている。
ヒラリと舞う桜の花びらが私のまわりを舞う。
まるで桜も一緒に涙を流してくれているかのよう。
ありがとう。
桜の花びらに私の想いをのせてあなたに届くかしら。
いつか・・・私の想いが・・・。
ねぇ、まもちゃん・・・
私、桜になりたいな・・・
だって・・・
そしたら咲いている間は私のことを見てくれるでしょう?
大好きよ・・・まもちゃん・・・
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絶交期のお話です。
ちょうどお花見シーズンですね。
このブログも桜がモチーフになってますので桜のお話つくってみました。
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